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次の試作モデルは SV811-10 に決定

次の試作は、2A3の1枚プレートにする計画だった。

が、しかし 使うOPTのグレードが、筆者としては最高級になった

のと 電源トランスも、チョークインプットなら 640Vで100mA

×2取り出せるので、SV811-10を カソードフォロワカソード

チョーク直結で、30W搾り出せるか 試すことにする。

OPTは、ソフトン(善本さん)のRW20 を奢ることにした。

Sv811 

穴あけ完了、部品取り付けの工程待ちだが・・

検討中の回路は、下記。6BQ5の三結で駆動する。

2W出力くらいまで、A1級で 以降はA2級動作。↓

811_2w_2 

数μAだが、すでに811のグリッド電流は流れ出している。

歪率が、0.6%くらいなのが、やや不満だが・・SRPPの動作

点調整では、これ以下にできなかった。SRPPは固定バイアスで

カソードのパスコンは存在せず、カップリングCは1個のみ。

最大出力時は、下記↓

グリッドドライブ電流が、なんと60mA近く流れ込んでいるが

出力は27Wで、歪率4%以下は 立派だと思う。

811_28w_2 

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真空管アンプ」カテゴリの記事

コメント

素晴らしい特性ですね。SV811-*は、本当に歪みが少ないようですね。以下は、SV811-3をA1級で使った例ですが、同じく素晴らしい特性を出していますね。

http://our-house.jp/sv811-3-2/index.htm

投稿: JA2DHC | 2010年1月 8日 (金) 14時26分

コメントありがとうございます。
また、Webのご紹介も興味深く拝見しました。
SV811-3もかなりいい球で、ストックが
ありますので、何時か試作しようと・・。
本当は、SV572が欲しかったのですが、市場
からすでに消え去り、入手できません。
中でも、SV572-10は、もっと良さそうな
んですが輸入しか手はなさそうです。
それと、紹介いただいたWebで ビーム菅の
SGを、プレートに接続したときの実験が掲載
してありました。
50CA10や8645Gなどは、そのような
解析で、作られた球と思っています。
6FL6/31LQ6など持っていますので、試し
て見ようかと思案中です。

投稿: 著者 | 2010年1月 8日 (金) 19時33分

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