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HTS,DDSの動向

DDS (Drug Discovery Sysytem)の動向

最近、ユーザの引き合いを注意深く見ていると、ここ
数年 HTSを使ったDDSに変化があるように見える。

一つ目は、ランダムスクリーニングからの脱却。
二つ目は、HTSの精度向上と情報量の拡大。

三つ目は、極端な自動化から 半自動への移行。

大きな流れとして、世の中にある数百万の化合物から
薬に 簡単に行き着くものが 出尽くしたのではないか?

日本の厚生労働省が求める 安全性試験では、数十万

人に1名の割合で発生する事故も 基本的には許さない。

HTSで得られた新薬の候補物質で、この試験によって
お蔵入りになったものが 大半と聞く。

これを避けるため、HTSを1種の手法で行うのではなく
各種の手法を組み併せて、いわゆるハイコンテンツの
HTSを実施する研究所が 多くなっているようだ。

また、日本ではHTSの手法を開発する部門と、HTSを
実施する部門と さらに結果をフィードバックして化合物
を修飾して 改善する化合物部門が、独立していること
が多い。

DDSでは、これらがどうあるべきかという全体の戦略検討
なしに、各部門最適で創薬を実施。
結果、HTSを機械化しようとしても 部分的にしか自動化
できない。
この反映が、半自動のHTSが増加している背景と思う。

また、より自動化に向かない細胞を使った大規模HTSが
まだ、実用化できていない現状、これらは小規模な実験
の積み上げしか 現実的な方法がないのかもしれない。

ここに、ビジネスチャンスがあるのかな・・

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