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JAL 客離れのワケ4

飛行機の離着陸時、必ずある気になるアナウンスの件。

離陸後、案内があるまでシートバックを倒すな!、音楽
機器などスイッチを切れ、水平飛行に移るまで シート
ベルト着用のサインが消えるまで 席を立つなという
アナウンスが頻繁に実施される。
着陸前には、倒したシートバックを元に戻せと しつこく
アナウンスがある。

理由を言わないから、守らない人が多い。
実は、シートバックを倒すと、飛行機のシートはハード
ランディングの時の設計許容加重が 人体を守れないと
本にはある。簡単に言うと、シートが先に壊れる。

また、音楽機器を使っていると 緊急脱出のアナウンス
指示を聞き漏らす場合がある。

このような保安上の理由で、注意を促しているのだが、
守らない マナー違反の人が多い。
事故の時 死ぬ確率が高いですよと 理由を言えば、み
んな守ると思うのだけど・・

このアナウンスもJALとANAでは異なる。JALは
機内TV放送に多くを頼る。ANAはかなりきめ細かく
指示してくれる。
JALはおおざっぱに放送して、あとは安全のしおりを
読んでくれ というが、読んでいる人なんかいない。

そういえば、こないだはボンバルディアDH400で
安全ベルトのベルトロックが利かないのに、着陸まで
気がつかなかった。なんか、簡単にベルトが緩むなあと
は思ったが、テンショナーの金具が片側なくなってた。

この機体は、トラブルが多いので有名・・伊丹・福岡で
いい時間に飛ぶANA便はこれしかない。
いつインシデントに会うか、楽しみである。アクシデント
は遠慮したいが・・でもパイロットが不自由な日本語で
いつも挨拶しているのは 好感が持てる。

海外の航空会社では、この辺はどうなんだろ?
下記は参考。

http://www.jal.co.jp/jiten/dict/p087.html

http://www.koito-ind.co.jp/flying/index.html

www.mlit.go.jp/kisha/kisha04/12/121027_3/02.pdf

アナウンスに従わないと迷惑行為という定義の、不法行為
が適用され 処罰されます。逮捕・拘留・処罰・罰金・・
JALはとおり一辺で事務的、ANAはかなり真剣に見える。

次回は 定時運行の話題。

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