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真空管アンプ設計法Ⅰ

シングルアンプ 筆者流設計法

1、出力菅のプレート特性を入手。

2、最大プレート損失のカーブを記入。

3、手持ちの出力トランスのロードラインを2のカーブに
    接する点で記入。(一次インピーダンス)
(ロードライン=一次インピーダンスを電圧で割った傾斜
 グリッド電圧を振ると、プレート電圧はこの線上を動く。)

4、グリッドバイアス0Vとの交点Oと、プレート電流0
    の交点Pを求める。

5、OとP距離のほぼ中央を、動作点とし グリッドバイ
    アス電圧と プレート電圧
を求める。

6、O時点のプレート電圧からP時点のプレート電圧が、
    出力のピークToピーク電圧になるから 出力トラン
    スの二次側では
  平方根(一次インピーダンス/二次インピーダンス)
    で割った値が、スピーカに加わる出力電圧のピーク
   Toピークとなる。

7、6で求まった値を2.828で割ると、実効電圧

8、7で求まった値を自乗して、二次インピーダンスで割る
    と実効出力。

Photo_2

原理どおりに導いたが、トランスの損失を計算に入れると、
8で求まった値の90~95%が ノンクリップ出力。

この方法さえ身につければ、A2級設計も自由自在。
どんな出力トランスでも、電源電圧でも、真空管でもOK!

プレート電圧が決まっていれば、そことプレート損失の
接点に、ロードラインを重ねれば そのときの出力が求まる
し、ロードラインを最後に決める方法もありうる。

また、歪最小にしたい場合は、動作点をOとPの間で
グリッドバイアスを均等に振って、プレート電圧がなるだけ
均等に振れるような動作点、ロードライン、プレート電圧
を探せばいい ということに気がつく。

いずれにしても、何かを固定すれば 自動的に他は決まる
から、出力優先か歪優先か決めればいい。


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